バードウォッチングの聖地として世界的に有名なコスタリカですが、その魅力は野鳥だけにとどまりません。蝶の楽園でもあるのです。日本のおよそ七分の一にあたる面積の国土に、少なくとも1,250種の蝶々が生息していると言われています(日本では270種ほど)。
人気のモルフォチョウ、フクロウチョウ、ドクチョウは、新熱帯区のみでしか見られない亜科の蝶たちです。また、日本では馴染みのないシジミタテハの仲間は、約250種が記録されています。中米ならではの鮮やかな種が多く、皆様を魅了すること間違いなしです。
コスタリカ国内には多数のバタフライガーデンが存在しますが、観察できる種には限りがあります(わずか10-20種ほど)。魅力的な種の多くは、やはり自然の中で探す必要があり、また、自然の中で見つけた時の感動は、バタフライガーデンなどの人口施設で見たときの比ではありません。しかし、短期間の訪問で効率的に「夢の出逢い」を実現するには、現地事情の収集と専門的な知識が必要になります。種ごとに習性や好む環境が異なるなどで観察が難しい時期もあり、無計画に漠然と探し回るのは効率的ではないからです。
コスタリカでのバタフライウォッチングツアーは、弊社ならではのユニークなツアーです。初心者の方をはじめ、小さなお子様連れの方でも気軽にご参加いただけます。また、蝶観察がメインではありますが、ツアー中には蝶だけでなく他の昆虫(ハムシ、ツノゼミ、ヨコバイ、バッタ、カメムシなど)、鳥類、哺乳類、爬虫類、両生類など、多くの生き物との出逢いも期待できます。
お薦めツアー
飛ぶ宝石と称されるモルフォ蝶
(Morpho helenor peleides)
写真:露木さん撮影
コスタリカ代表種観察ツアー
短い期間でもコスタリカの代表的な蝶をバランスよく観察できるツアーです。
高地(熱帯雲霧林)、カリブ海側低地(熱帯雨林)、太平洋側低地(熱帯林/マングローブ林)などを効率よく訪問し、コスタリカの代表的な蝶を観察します。
(日程に余裕のあるお客様には更に、北西部に広がる熱帯乾燥林、パナマ国境近く(南部)、ブラウリオカリージョ国立公園の訪問などをお薦めします。)
観察希望種にもとづくカスタマイズツアー
観察希望種リストを送っていただき、その内容によって時季、訪問先などをご提案致します。
露木さんが撮影した写真の一部紹介
Diaethria clymena marchalii
Parides iphidamas iphidamas
バタフライウォッチングツアー
Butterfly Watching Tour
PARADISE WORLD TOURS ORIGINAL SERIES
弊社では、お薦めコースのほかにも、お客様それぞれのご要望に基づいたカスタマイズツアーを提供しております。ご希望に応じて、野鳥と蝶の観察の両方をバランスよく組み合わせたツアー設定も可能です。全てのツアーに同行する専属ガイド露木さんによるオリジナル日程作りと妥協のないガイディングで、皆様にご満足いただけるようなツアー作りを目指します。蝶好きの皆様のご参加をお待ちしております。
注: 採集目的のツアーではありませんので予めご了承下さい。コスタリカでは、研究などの目的のために特別許可を取得しない限り、野生生物の採集や国外への持ち出しは法律で禁じられています。採集目的でのツアー参加はできません。
Pteronymia latilla fulvescens